ブランドヒストリー
80年の歩み
ロータスベーカリーはベルギーの小さな町で生まれました。創業以来、ビスコフを中心とした美味しいお菓子を、世界中へお届けしています。
ヨーロッパでは「スペキュロース(Speculoos)」の名称で愛されているカラメルビスケット。1932年、創業者であるブーン兄弟はベルギーの小さな町、レンベーク(Lembeke)で小さなベーカリーを始めました。ブーン兄弟はビスケットが焼きあがると、トレードマークである赤いトラックで街に出掛け、一軒一軒、売って回りました。
今でも創業当時と同じ場所でつくられるビスケットは厳選された材料のみをつかってつくられ、独特のレシピは80年以上経った今も変わることはありません。
1950年代初頭、ブーン兄弟は1杯のおいしいコーヒーに1枚の包装された新鮮なビスケットを提供するアイディアを紹介します。それは瞬く間に評判となり、ベルギー国内中のホテル、レストラン、カフェでの定番として定着するようになりました。
1960年代になると、ロータスビスコフと淹れたてコーヒーの組み合わせがヨーロッパ中に広がり、多くのカフェが一緒に提供するようになりました。そして、ロータスビスコフは「ヨーロッパで一番人気のコーヒーのおとも」となったのです。
ロータスベーカリーは1974年、スティーブン家によって設立されたコロナ社と合併します。これにより、ビスケットだけではなく、ワッフル、ケーキなどを含めた幅広い商品ラインナップ展開が可能となりました。
-2000年代全世界で愛されるビスケットに
1980年代にはアジア、1990年代には北米、そして2000年代には中東へロータスビスコフが紹介され、ヨーロッパだけでなく、世界で愛されるビスケットとしての地位を確立しはじめます。
2008年にはスウェーデンのANNAS(アンナ)社をグループに加え、スウェーデン王室御用達のジンジャービスケットが更にラインナップに加わりました。
ロータスビスコフは世界中で広く好まれるようになり、人気のビスケットになりました。より多くの人にロータスビスコフを届けられるよう、製造工場の増築や製造ラインの増設を行い、成長と飛躍を続けています。